飽きてしまった

一人暮らしも6年目に入るととにかく刺激が無くなってくる。

見慣れた部屋から出社し、見慣れた部屋に帰ってくる。

初めて買い出しをした日。初めて自炊をした日。初めて友人を部屋に招いた日…

あの頃の胸躍るようなひと時は初々しい思い出としてはるか彼方に消え去ってしまった。

 

日々に刺激が足りないと呟く人は感性が鈍いという話をどこかで聞いたことがある。

かのニュートンは「リンゴが木から落ちる」なんてことを面白がり最終的に万有引力を発見するに至った。(この逸話は作り話だとも言われているが)

なるほど!その理屈でいくとぼくはあまり感性が鋭くないのだろう。確かに雨の音や風の匂いを楽しむ感覚は持っていない。

 

でも毎日を楽しく過ごしたいと人一倍思っている。

無味無臭な日常も文章に書き起せばなにか違った発見があるかもしれない。

今日からは些細な出来事を面白がってみよう!